
薬味が主役。香りで食べる、夏の和プレート。
ごま油で炒めた豚こまに、叩き梅・みょうが・青じそを合わせて仕上げる、夏の“香味だれ炒め”。
主菜の香りを引き立てるのは、青じそを混ぜ込んだ爽やかごはん。
副菜には和えものと出汁漬け、汁物は豆腐とみょうがのすっきり味噌汁で。
暑さで食欲が落ちる日にも、ふわっと立ちのぼる香りで箸がすすむ、和の定食ワンプレートです。
🥢 プレート構成(2人分)
- 主菜:豚こまと梅みょうがの香味炒め
- ごはん:青じそ混ぜごはん
- 副菜①:いんげんのごま白和え
- 副菜②:ミニトマトの梅出汁漬け
- 汁物:豆腐とみょうがのすっきり味噌汁
🍖 主菜|豚こまと梅みょうがの香味炒め
● 材料
- 豚こま切れ肉 … 200g
- 梅干し(塩分8〜10%)… 2個(叩く)
- みょうが … 2本(斜め薄切り)
- 青じそ … 4枚(千切り)
- 醤油 … 小さじ1〜1.5
- 白すりごま … 大さじ1
- ごま油 … 小さじ2
● 作り方
- フライパンにごま油を熱し、豚こまを中火〜強火で炒める。
- 火を止め、梅・醤油・すりごまを加えて混ぜる。
- 最後にみょうがと青じそを加え、余熱で和える。
🍚 ごはん|青じそ混ぜごはん
● 材料
- あたたかいごはん … 約300g
- 青じそ … 4〜5枚(千切り)
- 白ごま … 小さじ1〜2
- 塩 … ひとつまみ
● 作り方
- 材料すべてをあたたかいごはんに加え、切るように混ぜる。
- 型抜きで丸く成形し、プレートに盛るときれいに仕上がる。
🥗 副菜①|いんげんのごま白和え
● 材料
- いんげん … 100g
- 絹ごし豆腐 … 50g(軽く水切り)
- 白すりごま … 大さじ1
- 醤油 … 小さじ1/2
- みりん … 小さじ1/2(レンジで加熱)
● 作り方
- いんげんは塩ゆでし、3cm長さに切る。
- 豆腐・調味料・すりごまを混ぜて、いんげんを和える。
🍅 副菜②|ミニトマトの梅出汁漬け
● 材料
- ミニトマト … 6〜8個(湯むき)
- 白だし … 大さじ1
- 水 … 大さじ2
- 梅酢(または梅干しの漬け汁)… 小さじ1
● 作り方
- 湯むきしたミニトマトを調味液に浸し、冷蔵庫で30分〜冷やす。
🍲 汁物|豆腐とみょうがのすっきり味噌汁
● 材料
- 絹ごし豆腐 … 約1/3丁(角切り)
- みょうが … 1本(薄切り)
- 青ねぎ … 適量
- だし汁 … 300ml
- 味噌 … 大さじ1強
● 作り方
- だし汁を温め、豆腐を加えて煮立たせないように加熱。
- 味噌を溶き入れ、火を止めてからみょうがを加える。
- 器に盛り、青ねぎを散らして完成。
🍳 アレンジ・ポイント
- 鶏もも肉や鯖缶でも
豚こまの代わりに鶏もも肉(そぎ切り)で炒めれば、よりジューシーでボリュームのある一品に。
鯖缶(水煮)を使えば、火を使わず混ぜるだけでも仕上がります。香味だれとの相性抜群です。 - そうめんや冷奴にのせても◎
冷たいそうめんにのせれば、夏にぴったりな薬味たっぷり冷製そうめんに。
冷奴に添えれば、立派な副菜やおつまみに早変わり。 - 香味だれは作り置きもOK
梅干し・みょうが・青じそ・ごま油・醤油で作る“即席香味だれ”は、冷蔵で2〜3日保存可能。
白身魚のフライや唐揚げにかけても、さっぱりと楽しめます。 - ごはんは混ぜごはん以外でも
青じそ混ぜごはんの代わりに、雑穀米や酢飯でも相性◎。
おにぎりにすれば、お弁当にもぴったりな一品に。