
ほろにがと甘さの、静かな重なり
甘さが溶ける音はしないけれど、
一口ごとに、やさしくほどけていく。
暑さの残る午後に、
冷たく仕立てたコーヒーゼリーに、
ミルクとホイップを重ねたら、
甘さも苦みも、そっと混ざり合うような一杯に。
スプーンで味わっても、混ぜて飲んでもいい。
どこか余白を感じる、やさしい甘さが広がります。
📝 材料(2人分)
◉ コーヒーゼリー
- 濃いめに抽出したコーヒー … 350ml
- 粉ゼラチン … 5g
- きび糖 … 小さじ2(お好みで調整)
◉ フロート部分
- 牛乳 … 各100ml程度
- ホイップクリーム … 適量(絞り袋で立てたもの)
- トッピング:ミントの葉、コーヒー粉やチョコパウダー(お好みで)
🍽 作り方
- コーヒーゼリーをつくる
抽出したコーヒーが熱いうちにゼラチンときび糖を加え、よく溶かします。
粗熱が取れたら容器に移し、冷蔵庫で2〜3時間冷やし固めます。 - グラスに盛りつける
固まったゼリーをスプーンで崩し、グラスの6〜7分目まで入れます。
その上から、冷たい牛乳をゆっくり注ぎます。 - 仕上げる
ホイップクリームを高めに絞り、ミントを添えます。
仕上げにコーヒー粉やチョコパウダーを軽くふると、香りと表情が加わります。
✨ アレンジ・ポイント
- コーヒーは、深入り寄りの焙煎で香ばしさを強調するのがおすすめです。
- ホイップクリームは冷えた状態のグラスにのせると、溶けにくく見た目も整いやすくなります。
- ゼリーは粗めにすると食感が際立つ仕上がりに、細かくするとミルクとよくなじむ印象に。