
〜赤ワインの香りをまとった、秋のごちそうカフェサンド〜
カリッと香ばしく揚げ焼きした鶏肉に、赤ワインの深みを感じる甘辛だれをたっぷりと絡めて。
とろりと濃厚な卵とシャキッとしたレタスを重ねれば、ひと口ごとに食感と香りが重なり合い、口いっぱいに秋の味わいが広がります。
ほんのり効かせたディジョンマスタードが全体の味をきゅっと引き締め、濃厚な旨みの中に上品な余韻を残してくれる一品です。
季節の風を感じながらゆっくり頬張りたくなる、カフェのごちそうサンドに仕上がりました。
材料(2人分/サンド2個分)
◎ 揚げ焼きチキン
- 鶏もも肉 … 2枚(1人1枚・各約150g)
- 塩・こしょう … 各少々
- 薄力粉 … 大さじ2
- 片栗粉 … 大さじ2
- サラダ油 … フライパンの底から1cm程度
◎ 赤ワイン照り焼きだれ
- ごま油 … 小さじ2
- 醤油 … 大さじ3
- 赤ワイン … 大さじ2
- みりん … 大さじ1
- はちみつ … 大さじ1.5
- にんにく(みじん切り) … 1かけ
- 生姜(みじん切り) … 小さじ1
- 水 … 50ml
◎ 卵フィリング
- 卵 … 2個
- 生クリーム … 大さじ1
- 塩 … ひとつまみ
- バター … 小さじ1
◎ パン & その他
- 食パン(6枚切り) … 4枚
- レタス … 適量(※やや多めに)
- ディジョンマスタード … 小さじ2(下側パン用)
- 無塩バター … 少量(上側パン用・ごく薄く)
- パセリ(仕上げ用) … 適量
作り方
- 鶏肉の下ごしらえ
鶏もも肉は厚みを均一に開き、1枚を3〜4枚のそぎ切りにする。
塩・こしょうを振り、薄力粉と片栗粉をまぶす。 - 揚げ焼きする
フライパンに油を1cmほど入れ、中温(170〜180℃)で両面こんがりと揚げ焼きする。
取り出して油を切る。 - 照り焼きだれを作る
小鍋にごま油を熱し、にんにく・生姜を弱火で炒める。
醤油・赤ワイン・みりん・はちみつ・水を加えて中火で煮詰め、とろみが出たら揚げ焼きチキンを加え、さっと絡める。 - 卵フィリングを作る
卵・生クリーム・塩を混ぜる。
バターを溶かしたフライパンでとろりとした半熟のスクランブルエッグに仕上げる。 - パンの下準備
下のパン(チキン側)に ディジョンマスタード を薄く塗る。
上のパン(卵側)には 無塩バター をごく薄く塗る。 - サンドして仕上げる
パンにレタス → 赤ワイン照り焼きチキン(そぎ切りを重ねるように) → 卵フィリングの順に重ねる。
上のパンを重ねてラップで包み、3〜5分ほど落ち着かせてから半分にカットする。
仕上げにパセリを散らせば完成。
アレンジ・ポイント
- 仕上げに黒こしょうをひと振りすると、赤ワインの香りと卵のコクがより引き立つ。
- サイドにグリルきのこやナッツのサラダを添えると、秋のプレートに。
- 冷めても味がまとまりやすく、テイクアウトやお弁当にもおすすめ。