
和の素材でやさしく仕上げるラザニア
ラザニアといえば濃厚なホワイトソースやミートソースが定番ですが、今回はあえて和の素材を組み合わせて、ほっとするやさしい味わいに仕立てました。
ソースは豆乳と白味噌で軽やかに。具材は鶏ひき肉ときのこを出汁で煮て、しっとりと旨みを引き出します。
ラザニアシートの代わりに餃子の皮を使うので、下茹でも不要でとっても簡単。
焼きたての湯気と香ばしい焼き色に、心までほどけるような気持ちになります。
材料(2〜3人分・18〜20cmパイ皿)
和風そぼろ餡
- 鶏ひき肉…200g
- 玉ねぎ…1/2個(みじん切り)
- しめじ…1/3パック(みじん切り)
- だし(顆粒+水でもOK)…100ml
- 醤油…小さじ2
- みりん…小さじ2
- 片栗粉…小さじ1(水で溶く)
白味噌ソース
- 無調整豆乳…200ml
- 白味噌…大さじ1.5
- 薄力粉…大さじ1
- サラダ油(またはオリーブオイル)…大さじ1
- 塩・白こしょう…少々
その他
- 餃子の皮…12枚程度
- ピザ用チーズ…適量
- トッピング…刻みのり、青ねぎ、白ごま
作り方
- 和風そぼろ餡を作る
フライパンに油を熱し、玉ねぎとしめじを炒めます。
鶏ひき肉を加え、色が変わったらだし・醤油・みりんを加え、弱火で煮詰めます。 水溶き片栗粉を加え、とろみがついたら火を止めます。 - 白味噌ソースを作る
別鍋に油を熱し、薄力粉を炒めます。
豆乳を少しずつ加えて混ぜ、白味噌を溶かし入れます。
塩と白こしょうで味を整え、とろみがつくまで火を入れます。 - 重ねる
パイ皿に白味噌ソースを薄く塗り、餃子の皮を並べます。
和風そぼろ餡をのせ、再び餃子の皮→白味噌ソース→餡…と2〜3層重ねます。
一番上に白味噌ソースをたっぷり塗り、ピザ用チーズを散らします。 - 焼く
200℃のオーブンで約20分、こんがりと焼き色がつくまで焼きます。 - 仕上げ
焼きたてを取り出し、刻みのり、青ねぎ、白ごまを散らします。
アレンジ・ポイント
- 柚子胡椒をトッピングすると、さわやかな辛味がアクセントになります。
- チーズを控えめにして、パン粉を散らして焼いても香ばしく仕上がります。
- 余ったお餅を薄切りにして層に加えると、もちもち食感が楽しめます。
まとめ
ほっとする和の香りに包まれる、新しいラザニアのかたち。
やさしい味わいと香ばしい焼き色を、ぜひおうちカフェのひと皿に。
熱々をスプーンですくって、心もからだもあたたまってくださいね。